脂肪肝の原因と対策

脂肪肝を改善する食事

 

 

 

脂肪肝や非アルコール性脂肪肝炎の改善は、まずは食事を見直すことと、運動習慣を身につけることが何より大切です。お酒を飲む人の場合は、症状によっては禁酒や量を制限する必要がありますから、ちょっとした決意も必要です。

 

 

但し、脂肪肝の食事療法といっても特別な細かい制限があるわけではなく、バランスのいい食事をすることが大切だということです。肝臓の症状が悪化するとそうもいかず、特別な食事療法が必要になりますから、そうならない内に進行は食い止めたいところです。

 

 

バランスのいい食事とは、中性脂肪、血圧、血糖値、が正常値でいられる内容で、適正なカロリー摂取が条件です。まず、揚げ物を控えて肥満を解消することで、カロリーを制限しようとするには油を控えるのが一番効果的です。大さじ1杯の植物油でも約120カロリー、バターも100カロリーあります。こってりしている揚げ物や炒め物は、量が少なくても素材の重さの10%位の油を吸収することもあるので特に注意してください。

 

 

次は肉よりも魚を選んでコレステロール管理をすることで、飽和脂肪酸を制限し、コレステロールを改善するオメガ3脂肪酸を含む青魚を意識的に摂ると効果があります。

 

 

それからご飯、麺類、パン類、甘いものを食べ過ぎないようにしましょう。おやつには果物を食べるようにして、ビタミンや食物繊維を摂るようにします。多くの果物には血圧管理に役立つカリウムも豊富に含まれています。最後に、毎食何か野菜を加えることです。メニューを工夫すれば、そんなに困難なことではないと思います。